市販のレモンは農薬が心配。。。自宅で簡単に育てられて、しかもすずなりになるくらいレモンの栽培方法をまとめました。
その方法は、ナポリ出身の友人から教えてもらったある野菜の種(?)を肥料にするのです。何かわかりますか?
2019年11月頃にご近所さんからレモンの木をいただいたので、早速彼女に、肥料のタイミング、剪定の仕方、剪定の時期、などを聞いて一緒にやってもらいました。
まだ途中経過ですが、ほぼ瀕死の状態だったレモンの木から新芽が出てきたので、その成長記録も書いていきます。
目次
自宅で無農薬レモン栽培に使う肥料とは?
ナポリ出身の彼女の家には、いつも不思議なくらいすずなりにレモンがなっています。
化学系肥料は全く使わず、12月だというのにこんなに実がなっています。(右側)
見ずらいですが、これ↑は、2020年の12月の写真ですが、右が彼女の。左が私がもらったレモンの木です。
かなり雑草が生えてしまっていましたが、今雑草を引っこ抜くと根っこにダメージを与えてしまうから、そのままにして冬を越した方が良いとアドバイスをもらい、庭の端に不織布をカバーとビニールをかけて越冬しました。
彼女があげている柑橘系の木に唯一の肥料になる野菜とは?
黄色くなった葉っぱを取り除き、枝ぶりを整えました。
黄色くなっているものはほとんどとってもいいけれど、全部丸坊主になるのはまずいので、少し緑が買ったものは残しておくことにしました。
そして、ザクザクと土にシャベルを刺して、根っこをブチブチ切ったり土を掘り起こしたり。
4月あたまだから出来ることなので、それ以外の時期は土屋根っこは触らないほうが良いそうです。
土を新しく足す前に肥料をくわえます。
そこで、おそらく今まで話した人で知っていた人は一人もいなかったのですが、彼女のシークレットなレモンの肥料とは。。。?
柑橘系全般に使えるのですが、それは乾燥ソラマメです。
日本ではあまり一般的ではないかもしれませんが、イタリアではスーパーでも手に入ります。
ただ、植木の肥料として売っているのは、砕いたものらしいのですが、今回私はスーパーで入手した乾燥ソラマメは、丸ごとでした。
「丸ごとでも大丈夫でしょう」というので、根っこも気にせず土をザクザク掘り返して、パラパラっとそら豆を撒きました。
そして、新しい土を足して終わり…と思いきや。
彼女はおもむろにカンカンカンと枝をたたき「おきろ~~!」とレモンの木に向かって、少し傷つけるくらいたたき始めました。
彼女曰く「こうすると冬の冬眠から目覚めて目を出すのよ。」と。
やっぱり丸ごとソラマメは肥料としてはダメだった!
私が用意したのは、スープなどに入れるための普通にスーパーで売っている乾燥ソラマメでした。
なぜかと言いますと・・・・・
芽が出てきてしまうんです~~~!!
芽が出てきちゃったんです。。。しかもこれ、満月の日の次の日で、2~3日前までは土を掘り起こして、そら豆を砕こうか?と考えていたくらい何もなかったんですよ。。。
本気でトトロが来たのかと思いました(笑)
というわけで、小さく砕いて撒く感じが良いですね。
すると、彼女のカンカン枝を鳴らしたのが効いたのか、1か月もしないうちに、レモンの木は冬眠から目を覚まし、新芽が出始めました。
見えにくいかもしれませんが、赤い葉っぱが新芽です。
ここまでは4月のレモンの木の状態でした。
また成長したらアップしますね。