Padovaの骨董市

目次

パドバのアンティーク市はいつ?

第3日曜日は、パドバのプラート デラ ヴァッレ(Prato della valle)という
円形の公園で骨董市が開催されます。
石像が並んでいる様は圧巻で、私個人的にはパドバの見どころの中でも一番好きな場所です。

広すぎて全部納まらないですが、これが1/6くらいとしてぐるっと360度の円形の広場です。

今回行ったのは、2020年6月のロックダウン明けの第3日曜日。
実はロックダウン直前にも行ったときは、その時の出店数はこの広場の半周くらいだったのですが、この日は同じ第3日曜日に開催されるはずのチッタデッラという比較的近い町での骨董市が中止になったためかどうかはわかりませんが、その時の倍くらいのお店が並んでいました。
(ぐるりと一周はしていませんでしたが約2/3周ほど)
季節によって出店数も変わるようです。

パドヴァ近郊の骨董市
奥に見える教会はサンタジェスティーナ聖堂で、その右側に植物園があります。

パドヴァの骨董市はどこでやっているの?どうやって行くの?

パドバでの公共交通機関での行き方

ベネチアからミラノ方面へ特急電車で二つ目の駅パドヴァの中心地の駅から出発すると反対側の端っこに位置するプラートデラヴァッレで第3日曜日に朝から日没まで開催されています。

ベネチアやミラノから電車で到着の場合、駅を出て正面または左側にバスターミナルがあります。
もちろんバスでも行けますが、右側方向へ歩くとトラムの乗り場があり、私も今回初めて乗りましたが結構快適でした。
バスとトラムチケットは共通で、1枚75分有効で1.30€。
バスチケット売り場やタバッキ、もしくはバールでも扱っている所もあります。
パドヴァ駅(Stazione F.S.)から終始発点グイッツァ(Capolinea per Guizza)行きに乗ると10分ちょっと6駅目のプラート(Prato)という駅で降りると歩いてすぐです。
時間に余裕があれば、3つ目のポンティ ロマー二(ponti Romani)で下車して、パドヴァの街を散策してもよいと思います。
もちろん駅から左側のスクロベニー教会を左手に見ながら歩いても行けますが、結構な距離で黙々と歩いても30分はかかりますし、駅周辺はあまり治安が良い場所ではないのでくれぐれも気をつけてくださいね。

駐車場はすぐ近くにあるので便利

上のサンタ ジェスティーナ聖堂の写真で説明しますと、テントで見えませんが写真の右側に大きな有料駐車場があります。
少々わかりづらいのですが、Pのマークが出ているので、それに従っていけば入り口にたどり着けます。
入口の場所は、聖堂と駐車場間の道を入ったところが駐車場の入り口になっています。

ただ、空いている時間帯ですと、入口と反対の向こう側の通り(Via.G Carducci)も青い線の路上の有料駐車もあります。
そこは日曜日と祝日は無料なので、そちらが空いていたら駐車料無しで停められます♪
ちなみに平日と土曜日は有料ですので、近くにある機械でチケットを買ってフロントガラスの内側に見えるように置きます。

中心地を散策する場合は少し頑張れば歩いてでも回れるくらいの大きさの街なので、車での移動よりもこちらに駐車したままにしておいてバスやトラムを使うのをお勧めします。

この写真では、左の街灯をまっすぐ行った奥がサンタ ジェスティーナ聖堂になっています。
青色の有料駐車場。左側が有料駐車場ですが、入口は反対側の通りになります。

今現在のプラート デラ ヴァッレが見られる!

最近イタリアの観光地で、ウェブカムで生放送の観光地の様子が見られるところが増えてきました。
ロックダウン中のベネチアも、youtubeのライブ放送されてリアルタイムで見ることができました。
今回たまたまこちらの敷地内にも設置されているようで、映像が見られるようです!
第3日曜日の朝にやっているか確認してから出発したら確実ですね。
https://www.skylinewebcams.com/it/webcam/italia/veneto/padova/prato-della-valle.html

とはいえイタリアなので、カメラが壊れちゃってたりして映らなくなったまま放置だったとしても、ご愛敬でお願いします(笑

パドヴァの骨董市でどんなものが見つかる?

6月時は、骨董全般的なものが出展されていました。
2月に行ったときは、到着したのが暗くなりかけていたためほぼ閉まりかけていたのもありますが、家具や古美術品や古書、ガラスや絵画などありましたが、6月の今回の方が品数も多く見ごたえがありました。
やはり過ごしやすい季節の春や秋は、出店数も増える傾向があるようです。

パドバアンティーク市1
ダイナミックな絵画たち
パドヴァの骨董市 
手前のブーツの陶器に惹かれました♡
パドヴァの骨董市 アイアン製品と古い傘
妙に哀愁のある傘がすごく時代を感じさせますね。
パドヴァの骨董市
このお店は欲しいものがたくさんありました。この絵も良いですよね。
このテーブルのネームプレートは便利そう♪

パドヴァのアンティーク市がおすすめなところ

骨董品の品ぞろえが豊富で見ごたえあり!

いろいろなアンティーク市を回っていて、普段現実的に欲しいと思うものがあまりないのですが、今回のアンティーク市は品ぞろえも豊富で「ほしいな・・」と立ち止まって考えることがしばしばありました。

小さなものから大きなものまで、かなりこだわって仕入れている人、手作り品やコレクションしたものを売っている人、アフリカなどの方が故郷から仕入れて売っている人、おそらくご家族が大切にしていたものを引っ越しや何かの都合で売りに来ている人など様々で、見ているだけでも楽しめました。

パドバの街を散策するととても素敵な街

パドバの中心地も、見どころがたくさんあります。
事前予約が必要ですが、画家のジョット作の壁画のあるスクロベニー教会や聖サント アントニオ教会(正確にはサンタントーニオ教会と発音します)、ラジョーネ宮などあまり知られていない街でも、歴史的な建造物はたくさんあります。

今回、パドヴァ散策もしたので、後日パドバ チェントロ編をアップしますね。

パドバの骨董市での戦利品♪

写真は後日アップします!すみません!
2月に行ったときは、数年間探し続けていたお香立て。。というかお香入れ。
下にお香を保存出来て、かなり優れモノなんです。

あともう一つは天然石屋さんでこれも数年間探し続けていたアンバー(琥珀)。
私が行ったときにはすでに半分片付けてしまった後だったため、出ているものの中から選ぶことにしました。
何せ10年近く天然石屋さんを見つけるたびに探していてようやく見つかったんですから。
手ごろなブレスレットがあったので、自分に合うものを選んで購入しました。

そして、二回目の今回行ったときに買ったものは、またもや天然石屋さん。
でも今回は前回のおじさんのところではなく、別の人のところで水晶のペンデュラムと電磁波を除去する効果があるとされるマグネット2個組。

全く買うつもりはなかったのですが、何気なくマグネットを見ていると、近くにぶら下がっていた水晶のペンデュラムが私が近づいたらすごい勢いで揺れ始めてビックリ。
他の水晶を持っても揺れが細かいのに、その水晶は良く回るし握ると呼吸が楽になってリラックスできるような感じがしたので、購入することにしました。

この日は372年ぶりに新月と部分日食、夏至が重なった日でした。
水晶の浄化法で月の光で浄化するという方法もあって、買った後に気づいたのですが、とても運命的なものを感じました。

アンティークとは関係ないものの購入品でしたが、ここ10年くらい探していたけれど見つからなかったものを買うことができたのでとっても満足です。